クラシカルデザインモチーフのドレスでオペラの世界観を表現
オペラの舞台に合ったドレス選びのポイントとして色についてご紹介しましたが、
デザインにおいても時代設定に合わせたものをチョイスすることで、よりステージ演出の完成度を高めることができます。
ドレスルームアミではそういったオペラの雰囲気に合わせることを目標にデザインされたロングドレスがいくつか御座います。
中世ヨーロッパの貴族風デザインのロングドレス
このドレスはドレスルームアミにオペラの衣装を探しに来られたお客様から
「こんな感じのドレスを探している」と、お写真を見せて頂いた際に、当時ラインナップが無く、
ご要望にお応え出来なかったことをきっかけに、制作をスタートしたドレスです。
そのお客様から見せて頂いたドレスはこのドレスよりも舞台衣装的な要素の強いドレスでしたが、
通常の演奏会でも着こなせるような舞台衣装と演奏会ドレスの中間的な位置づけを目指したデザインに仕上げました。
エンブレム風の刺繍デザインをドレスの要所に配置することで中世ヨーロッパの貴族のような印象を作り出せたかと思います。
見た目には大変華やかで豪華なドレスですが、通常の舞台衣装よりもお買い求め安い価格を実現していますので、
低予算でも本格的なオペラの衣装を揃えたいとお考えのお客様にベストな一着です。
王室のお姫様のドレスデザインを目指したレッドカラードレス
こちらのドレスは中世風のエンブレムデザインをトップに大胆に使用した
王室のお姫様のような雰囲気の演出を狙ったレッドカラードレスです。
舞台衣装でよく使われるスカートの二層デザインを採用しながら、一般的にはフラットに配置するところを
あえて斜めにデザインすることで、現代的なアレンジを加えたドレスです。
レッドカラーの生地の下にはベージュのタフタ生地を使うことで、きつ過ぎない柔らかな赤の色合いを表現。
先ほどのドレスと同様にオペラの衣装としても演奏会やコンクールのドレスアップにも最適なデザインを実現しています。
真っ赤なドレスが一般的な椿姫の演目で、少しお洒落で現代的なアレンジを加えたドレスアップにオススメです。
「フィガロの結婚」のメイドさんの衣装から着想を得たネイビーロングドレス
オペラの人気演目「フィガロの結婚」でフィガロのメイド服から着想を得てデザインしたネイビーカラーのロングドレスです。
目立ち過ぎないネイビーカラーのドレスの色合いが、控えめな主張が求められる役どころにマッチする一着です。
エプロンデザインように、胸元のラインとスカート中部にレースデザインを配置し、中世時代のドレスの雰囲気を表現しました。
パニエを入れることで豪華なふくらみのある主役らしさも演出できますが、
素朴な役柄を演じる場合には、パニエを使わずにスレンダーな着用をすることをオススメいたします。