コンクールの予選と本選でのドレスの使い分け
コンクールでは予選を乗り越えて本選へと進むわけですが、
大きなコンクールの場合、最初は書類審査があることも。
そんなときに効果的にドレスを使いこなすことによって、
より表現力の豊かさをドレスでアピールすることも可能です。
ここでは幾つかの予選と本選でのドレスの使いまわしのアイディアについてご紹介していきたいと思います。
自分のテーマカラーで攻める
予選と本選を通じて同じドレスで出演する方も少なくありません。
こらは言ってみれば、審査員の先生方に「あ、この前見た人だ!」
というドレスを含めて印象を根付かせる効果があります。
もしくは同じカラーで異なったデザインのドレスを使えば、
自分のカラーを表現でき、同時に伝えて生きたい音楽の世界観の表現にもつながります。
予選と本選で異なったドレスを着る
コンクールの予選と本選で全く違ったドレスを着用する場合、
予選とは違った曲調や雰囲気のドレスを着てみるのがオススメです。
こうすることによって、表現の幅が一辺倒ではなく、どんな雰囲気にも演奏表現できるという、
マルチな能力を審査員の方々に持ってもらえるきっかけになります。
例えば予選では少しダークな色合いのドレスで落ち着いた曲調を扱い、
本選ではガラリと変わって豪華で煌びやかなドレスで明るい印象の曲を演奏すれば、
「予選とは違う印象で、表現力の豊かな人だな!」と審査員の方々に驚きを与えることが出来ます。
いってみればこの方法はコンクールだけでなく、リサイタルコンサートなどでも衣装にメリハリをつけることで、
観客の方々を楽しませることが出来るので、
普段の演奏会でも積極的に取り入れていきたい、ステージでのドレスアップの手法です。