教会やサロンなどの小スペース会場でのドレス選び
教会やサロンでのコンサートは比較的お客さまとの距離が近く、ステージというよりは段差がない、お客さまと近い目線の高さで演奏することが多いのではないでしょうか?
また教会やサロンの多くは木目調やレンガ調といった、暖かい雰囲気の会場が多く見られます。こう言った規模の小さな会場だからこそ、お客様との一体感のあるアットホームな演奏会にすることができます。
このような会場での演奏会ドレスの選び方は、まず小スペースで演奏しなければならないので
あまりボリューム感の出ないAラインのドレスやスレンダーなドレスをお勧めします。なぜかというと小スペースですので、出演者同士で裾を踏み合うといったトラブルを未然に防ぐことができることが一つ。二つ目に、スカートのボリュームを出しすぎないことで、演奏家同士、そしてお客様との距離感も自然と近くなり、より一層親近感のある演奏会にすることができます。会場のサイズに合わせて必然的に距離感が近くなることを逆手に取り、ボリューム感をコンパクトに演出することがコツです。
次に会場の雰囲気にあった色味のドレスを選ぶことも大切です。例えば会場の照明が暖色で雰囲気も厳かな場合、合わせるドレスはくすみカラーや、パステルカラーでも落ち着いた色味のドレスを選んでいただくと、会場の暖かみのある和やかな雰囲気とマッチします。また会場が木目調である場合でも、
落ち着いた色味のドレスは相性が抜群です。くすみカラーやパステルカラーのドレスは、小さな会場だからこそ色味が美しく映るドレス。大きい会場でこういったドレスのカラーを選んだ場合、ドレスによっては白飛びしてドレスの色合いが感じにくくなることがあるからです。
教会やサロンなど小規模な会場では、お客様との距離感が近いので
レースや刺繍の入ったシンプル且つ上品なデザインのドレスも清楚な印象を与えるのでオススメです。大きな会場では目立たないようなシンプルなレースやドレスの装飾でも、小さい会場だからこそ気品を演出できます。大きな会場では、繊細なレースデザインは目立たないことが多いですが、小規模であればお客様からも細かいデザインまで見ることができます。その利点を生かしてシンプルながら品のあるドレスを選んでみましょう。