








それではまず、先ほども言ったように美しい歩き方の土台となる立ち方を学んでいきましょう。ドレスを着ている際に姿勢が良くないと見た目がとてもカッコ悪くなってしまいます。最近はスマホのやりすぎなどで自然と首が前に出てしまう人が多いんですよ。
私がまさにそうです!私はピアノの演奏をしていてコンサートに出る機会もあるのですが、入退場の時に客席で見ていた友人から「歩くときに顔が前に出てたよ」って言われた経験があります。
首が前に出てしまう状態を直すための意識するポイントは、肩と耳の中心線を揃えるイメージを持つことです。
いま漆間さんは耳の位置が肩より前に出てしまっていますね。これが姿勢を悪く見えてしまうポイントです。この耳の位置を後ろに引いてみる感じにこうやって・・・・


という様に位置を変えることで少しの違いでも姿勢はとてもよく見えるようになります。
おお!なんだか首も長く見えてシャキッとした感じがします!
そう!首が前に出てしまっている人が後ろに首を引くことで、前から見たときの小顔効果も出るしドレス姿もキリッと引き締まりますね。
今先生に指摘されて今は良い感じだけど、意識が外れてくるとまた元の姿勢に戻ってしまいますね・・・・。何か先生の補助なしでも立ち姿を綺麗に作る方法はありませんか?
一人でも自宅で簡単に正しい立ち姿を作る方法があります!具体的にはこんなやりかたです。

平らな壁に背中を当てて後頭部・肩甲骨・お尻がピタッとまっすぐ壁に触れるようにくっつけてみてください。
簡単そうに思ったけど意外ときつい!
最初のうちはキープするのが疲れますが、慣れて姿勢が正しくなると楽になってきます。それとかかとは壁から2cmほど離すイメージで立ってみてくださいね!
でもこれならいつでも簡単にできそうです!それに演奏会の本番前とかに壁にやれば正しい姿勢を意識したまま入場ができそうです!
それでは美しい立ち姿勢が分かったところで美しい歩き方について練習していきましょう。まず歩き出す前段階で重要なのが目線の置き方です。ドレスを着慣れていない人は、裾を踏んでしまわないか心配になり下を向いてしまうことが多いのですが、しっかりと目線は前を向けて進む方向の一番遠い部分に目線を向けてみてください。

実際に見比べてみると分かるように、目線を下に向けていると背中が自然と前かがみぎみになります。そうすると上の写真でも分かるようにドレスの裾がクシャっと前方にたるみます。この状態で歩き出すとドレスの裾を踏みやすく危険です。ですが右の写真のように視線を上げることによって、上体が起き上がると同時に裾も上に引っ張られるような形になり、ドレスの裾を踏むリスクも減るんです。
本番の時には「転んじゃいけない!」っていう意識が強くてドレスの裾を意識して歩いていました!逆にそれが姿勢を悪くする原因で、歩きにくさにも繋がっていたとは・・・
最初は怖いかも知れませんが、ドレスの裾を気にすることなく目線を上げて歩く練習をすることは、演奏家の人の入退場でもカッコ良く見えるポイントでもありますし、結婚式の花嫁様にも使えるテクニックなので、意識して練習してみてください。花嫁様の場合は、ウェディングドレスの試着と結婚式当日でしかドレスを着れない場合もあると思いますので、床まで着くロングスカートを履いて練習するといいでしょう。
また、ヒールシューズを履いている際に注意して頂きたいポイントが足の着地の仕方です。通常の歩き方ですとかかとから着地してその後につま先側が地面に付きますが、この足が地面に着く部分を足の裏全体が付くイメージを持つと、歩き方が綺麗になります。

特にコンサートの入場の際など、気持ちが焦って早歩きになってしまう人も多いですが、ゆっくり丁寧に足の前面から着地して歩くことで、柔らかなウォーキングスタイルを作ることができます。花嫁様も同じで慌てず丁寧に足を運ぶことを意識して優雅な印象を作り出したほうが、ドレスもより一層華やかに見えますよ!
私もコンサートではついついピアノまで早歩きになりがちなんです!次の演奏会では丁寧に足裏全体から着地するイメージで歩いてみたいと思います!
最後に、ドレスを着た際の座り方についてもご紹介したいと思います!
座る姿勢も演奏家、特にピアニストにとっては重要なんですよね。
結婚式の花嫁様も披露宴の時にはお客様の前で座ってお食事をするシーンがありますが、そういった時に普段通りの力を抜いた座り方をしてしまってはかっこ悪いですから、意外と見落としがちなドレスを着た座り方もマスターしましょう!それではまずはいつも通り椅子に座ってみてください。
はい、わかりました。よっこらしょ。

前かがみの姿勢になってしまいましたね。腰が曲がることで先ほどの立ち方と同様に顔が前に出てしまいますし、肩が内側に丸め込まれるような形になって胸を張った姿勢を作れません。
意識してなかったけど、座り姿勢も直さないと演奏会でカッコよく演奏できない・・・・どこを意識すれば綺麗になりますか?
背中に軽く反る様なカーブを作るようにしてみてください。よく胸を張って座ると教えられることが多いと思いますが、このようなカーブを作れば自然と胸は綺麗に張ります。

ほんとだ!背中に意識を集中しているだけで、姿勢が良くなった感じがします!
それとさっきの立ち姿勢のレッスンでも行った肩と耳の位置を意識するともっと良い感じになりますよ!
この姿勢でピアノを弾いてたらカッコいいかも!今度から演奏の練習だけでなく、座りながらの姿勢も意識しながらやってみることにします!

SAYA先生、この度はレッスンを行って頂き誠にありがとうございました!今後演奏会などでドレスを着る際に参考にしていきたいと思います!
漆間さんは、もともとそこまで姿勢が悪くないので、今日の内容を実践すれば比較的短時間に姿勢がもっと綺麗になると思いますので是非がんばってください!