
コンサートを控えた音楽家のみなさん、ドレスはもう入手しましたか?本番で着るドレスの準備は、ぜひ時間に余裕をもって進めて下さい。なぜなら、当日のよりよいパフォーマンスのためにも
「ドレスを着て練習する期間」をぜひ取って頂きたいからです。
より本番に近いコンディションで練習が出来る

本番前にドレスを試着して着心地を確かめることは、大半の人が普段からやっているでしょう。ですが、ドレスを着て鏡の前に立ってみるだけでは、演奏の際の本当の着心地はわかりません。息を大きく吸っても窮屈さを感じないか、裾が邪魔でピアノのペダルを踏みづらくはないか、ふとした動きで肩ひもが落ちたりしないか…ドレスを着ることで、普段は気にならないことが気になってしまうことが十分にありえます。本番になってから慌ててもどうすることもできません。ですから、事前にドレスを着て練習する期間をとることで、「ドレスを着た状態での演奏に慣れる」必要があるのです。
鏡を見ながら練習してみよう

もし練習している部屋に鏡があれば、ぜひ演奏している姿を鏡でチェックしてみましょう。演奏している時の自分がお客さんからどう見えているのかきちんと分かっていれば、ステージ上でより自信を持ってふるまうことができます。また、これは演奏シーンではありませんが、椅子に座る時、立つ時、お辞儀をする時などにどうすれば美しく見えるのかも研究しておきましょう。プロの表現者たるもの、ステージに入ってくる時から退出の際にステージの裾に入るまでなるべく優雅にふるまい、お客さんをうっとりさせてあげたいものです。音楽スタジオによっては大きな鏡を設置してあるところもありますので、一度はそういった環境の練習スタジオで自分の姿をチェックしてみることをオススメ致します。
演奏会に適したデザインのドレスを選ぼう

ドレスには様々なデザインがあります。
中には演奏会に適さないものもあります。ただ見た目の可愛さだけで選んでしまい、実際に着用して演奏すると折角の装飾が腕や楽器で隠れてしまったり、最悪の場合演奏が出来ないというケースも存在します。着席が必要な演奏を行なう場合、ドレスの形状によっては座ることを想定していないドレスですと、椅子に座ることすらままならない事も。そのため演奏会用にドレスを新調される際には、しっかりとステージ衣装に適したものを選びましょう。ドレスルームアミで販売を行なう以下のドレスはワンショルダーデザインですが、音楽家の演奏のし易さを重視したデザインに仕上げていますので、コンサートシーンでも大活躍してくれます。
これ以外にも、ドレスルームアミでは、ステージに上がる際に最適なロングドレスを豊富にラインナップしていますので、是非チェックしてみてください。
気になる箇所はお直しに出す
もし演奏中に少しでも違和感を感じたら、迷わず「お直し」に出して下さい。ささいなことでも、我慢しながらではよい演奏はできません。ドレスルームアミでは、有料で購入したドレスのお直しをさせて頂いています。2~3週間ほどの期間が必要になりますのでご注意下さい。自分の体に馴染んだ、安心して着ていられるドレスでこそ、ベストな演奏ができます。ぜひドレスは早めに準備して、着た状態で練習する期間をとる、ということを習慣にして頂きたいと思います。