夏の演奏会で気をつけたいドレスを着た際の暑さ・寒さ対策
夏場のコンサートでは暑さはもちろんのこと、
クーラーがきき過ぎている会場の寒さ対策も重要です。
あまりの暑さで汗をかいてお化粧が取れてしまったり、
空調が寒すぎて体が冷えて演奏に支障が出てしまわないように注意が必要です。
暑さ対策
まずは暑さへの対策として、
本番のギリギリまでドレスを着ずに待機できる場合は、
出演直前にドレスを着用しましょう。
夏場の時期ですとドレスの作りによっては冬服を着ているのと同じくらい、
暖かさを感じるドレスもあります。
そういったドレスで本番まで余裕を持ちすぎて長いこと待機していると、
汗でお化粧が崩れるだけでなく、ドレスの素材によっては
汗ジミが出てきてしまうこともあります。
事前にコンサートのスケジュールを確認して、
長時間のドレスの着用を避けるようにしましょう。
寒さ対策
コンサートホールによっては、夏場のシーズンに必要以上に冷房をかけている会場も少なくありません。
夏場に外を歩いてきた演奏会のお客様には嬉しい温度設定かもしれませんが、
控え室などであまり体を動かさず待機している演奏家の方にとっては、寒さは大敵です。
ドレスは胸元が開いたデザインが多いので、冷房が出す冷気に直接触れると
どんどん体温が下がってしまい、本番直前にはガチガチに震えているという演奏者様も少なくありません。
夏場とはいえ、そういった状況も想定して、
簡単に羽織れる上着を用意しておくと安心です。
待機の際に羽織るものでしたら、普段使っているカーディガンでもいいですが、
ロビーなどでお客様に挨拶する際には、ドレス用のボレロを使うことで、
寒さ対策をしながらドレッシーな雰囲気を保てるのでオススメです。
このように夏場のコンサートでは暑さだけでなく、寒さ対策もしておくことでより安心して本番に臨めます。